東京弁護士会宝塚歌劇愛好会では、会員の皆様に楽しんでいただく企画として、2024年1月から12月までの1年間の宝塚公演を対象に、最も気に入った作品等に投票していただく<東弁愛好会賞>を企画し、多くの会員の皆様からご投票をいただきました。
東弁愛好会賞の投票結果を発表いたします。
☆作品賞
<お芝居・ミュージカル部門>
1位 星組「RRR×TAKA”R”AZUKA ~√Bheem~ 」
2位 雪組「ベルサイユのばらーフェルゼン編―」
3位 星組「記憶にございません!-トップ・シークレットー」
作品賞<お芝居・ミュージカル部門>1位は、星組の「RRR×TAKA”R”AZUKA ~√Bheem~ 」です。2位の雪組「ベルサイユのばらーフェルゼン編―」と3位の星組「記憶にございません!-トップ・シークレット」の票数は僅差でしたが、RRRはそれらの約2倍の票を集め、堂々たる1位でした。
「RRR」は原作が3時間にわたるインドの長編映画で、動物を使ったスケールの大きな演出やキレッキレのナートゥダンスが既に世界的に有名であったため、宝塚で上演されることが発表された際には、どのように舞台化されるのかに注目が集まりました。コメントくださった方のほぼ全てがトップの礼さんをはじめとする星組生の熱演と演出家の谷先生の演出を賞賛されていました。
2位の「ベルサイユのばら」に対しては、「これぞ宝塚」という豪華絢爛な舞台を楽しまれたという声が多く集まりました。
3位の「記憶にございません」に対しては、とにかく「笑った」という声が多く集まり、星組生の演技力を評価する声が多かったです。
<ショー部門>
1位 星組「Tiara Azul -Destino-(ティアラ・アスール ディスティーノ)」
2位 月組「Grande TAKARAZUKA 110!」
3位 花組「Jubilee」
2024年に上演されたショーは、星組を除いて、各組とも年間を通じて1つずつの演目であったためか、全体として大きな差はなく、各組のショーそれぞれが票を集めていた印象を受けました。
3位までを含めて、王道でクラシカルなショーが多く、また2024年はトップの退団やお披露目などが重なっていたことから、皆様のコメントは退団やお披露目に関連するものが多く見られました。
そのような中で、一番コメントを集めたシーンは、月組の荒城の月で、月城さんの美しさに圧倒された方が多かったようです。
☆別箱賞
1位 雪組「愛の不時着」
2位 月組「BLUFF-復讐のシナリオ-」
3位 星組「BIG FISH」
別箱賞1位は雪組「愛の不時着」でしたが、2位の月組「BLUFF-復讐のシナリオ-」とは僅か1票差、3位の星組「BIG FISH」は2位と僅か2票差と大混戦でした。
4位も3位とは1票差で、5位以下も票が分かれており、2024年の別箱は良作が多く決めるのに迷ったという声もありました。
雪組「愛の不時着」は、有名な韓国ドラマを原作としており、長丁場のドラマをうまくまとめていたという声、朝美絢さんと夢白あやさんの美しさ、魅力を讃える声があり、新トップコンビの良いスタートになりました。
月組「BLUFF-復讐のシナリオ-」は、1990年に久世星佳さんが主演された作品の再演ですが、作品の内容自体が面白かったという声、風間柚乃さんをはじめとした月組の芝居力を評価する声が多かったです。
星組「BIG FISH」は、海外ミュージカル作品であり、版権が厳しくライブ配信もされなかった作品ですが、見事3位となり、ミュージカルらしい素晴らしさや感動的な内容であることを評価する声がありました。
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以上